相続不動産を売却する場合のチェック事項にも記載しておりますが、査定額とは基本的に査定対象物件周辺の条件の近い過去事例と、加えて現在周辺で売却活動中の物件価格や条件を参考に算出されます。つまりその方法で算出した価格は成約に要した期間の影響は受けません。つまり物件の競争率(立地や人気地区、学校区などで影響あり)や、細かな物件の室内状況や間取りが使いやすいか、心理的瑕疵の有無(自殺等)など価格以外にも成約に要する要素はあり、その要素も把握したうえであまり慌てることなく売却活動を行うことが少しでも高額に不動産売却を成功させるポイントとなると思われます。
特に不動産売却で得た代金を事業計画や借入金返済、もしくは期限のあるお金の支払いに充当されるご予定の方は査定額と同様に成約に至るスピード感に影響を及ぼす要素の確認もされておられる事をおすすめします。